イラスト裏話

# 制作したイラストのうんちく

はじめに

👆14980 点の検索可能な独自イラスト


これまでに、2万点近いイラストを制作してきました。
最近では、生成AIにずいぶん手伝ってもらっています。

私が考え、AIが提案し、首をひねりながら取捨選択する。
そんな制作を続けるうちに、
調べた知識やふとした気づきが、完成と同時にきれいさっぱり消えていくようになりました。

忘れてしまうくらいなら、書いておこう。
このイラストエッセイ集は、
人とAIが一緒に制作する現場で生まれた、
少し役に立って、少しどうでもいい――そんな覚え書きです。


イラスト裏話一覧RSSフィードはこちら: https://maxim.151a.xyz/rss/trivia

2026/07/09
「昭和のかおりが漂う町並み」全36点。販売台帳を読むと、季節がなく、数分以内の連続購入で「区画ごと」売れ、昭和100年に向けて年々加速していた。そして絵の中の後ろ姿の客——あの丸椅子の一つには、若き日の私が座っている。

2026/07/08
「髪をかきあげる若い女性」35点シリーズ。公開から一年、売れた日はたった1日——その日に31点。おそらく、たった一人が棚ごと買っていった。作者が永遠に知り得ないその人へ、届くあてのない手紙を書く。売れ方の十人十色。

2026/07/08
雨が嫌いだった男のギャラリーに、傘のイラストが239本。販売は梅雨の6月に集中し、世の中は「濡れぬ先」ではなく濡れてから傘を買っていた。そしてハレー彗星の年の新婚旅行と、「僕は雨男じゃないよ」と呟いた亡き友の話。

2026/07/06
15,000人の町の人口統計を発表する。住民の3分の2が女性、男性の仕事は「歩く・持つ・付き添う・待つ」のみ。なぜ彼らは主役になれないのか——答えはすでに買物エッセイの中に自白されていた。一人称のギャラリー論。

2026/07/06
ギャラリーに眠る15,000人の彼女たちに、一人一軒の「住所」を作った。ところがGoogleという郵便屋は言った——「この団地、全部同じ間取りですね」。仕方なく物語を書き始めたのが、この連載である。30話目の種明かし。

2026/07/06
「ハイビスカスと若い女性」はソフトクリームと並ぶ売れっ子。ただし売れるのは6月だけ、7月以降は皆無。なぜ夏本番の前に終わるのか——謎を解くと、二人がリレー走者だったことが分かった。沖縄の一日花と怠け者の話。

2026/07/06
「ふん!」とそっぽを向く若い女性シリーズ、販売実績は年間5件。だが敗因は動詞でも色数でもなかった——この感情には、検索窓に打ち込める名前がないのだ。取材源には事欠かない作者による、名前のない感情の制作記録。

2026/07/05
売れなかった話ばかり書いてきた連載に、ようやく売れ筋が登場。「夏空の下でソフトクリームを食べる若い女性」はなぜトップ5に入るのか。販売の9割が7月に集中する潔い働き方と、涼と少しの魅惑という配合の分析。

2026/07/05
クリスマスもハロウィンも描けるのに、七夕だけはひらめきが降ってこない。結局、笹と短冊と浴衣の女の子という定番構図に着地して——評判も定番だった。惚れすぎても売れない、惚れなくても売れない。イラスト屋の七夕の話。

2026/07/05
7月7日は七夕、本来は「星を見る日」。なかなか売れない私のギャラリーで、なぜ「星空を眺めている女性」が人気なのか。そして50年前の天文同好会、5人中3人が「1月7日」生まれだった不思議な偶然の話。

2026/07/04
「街角に佇む女性」に続き、「一人旅の女性と夏のビーチ(シンプルな色使い)」もまた売れなかった。広告の夏は永遠に真昼——ビビッドでない夏はなぜ選ばれないのか。2連敗から見えた、市場より先に自分が惚れてしまう病について。

2026/07/04
自信を持って公開した「都市の街角に佇む若い女性」シリーズは、なぜ売れなかったのか。「声を掛けたくなる絵」と「広告で使いたい絵」は別物だった——ストックイラストの需要構造を、失敗作から読み解くエッセイ。

2026/06/12
日本語にしかない「木漏れ日」の情緒と、光に宿る八百万の神の気配を描くイラストエッセイ。400点以上の木漏れ日作品を通して、日本人の自然観と光の美しさを紐解きます。

2026/06/02
ストックイラストの需要予測はどのように行うのか。「女性オペレーター」のイラスト需要を例に、求人倍率や採用市場のデータから見える企業ニーズと、社会構造を映し出すストック素材の役割について考察します。

2026/06/02
「働く女性」イラストの需要分析から制作事例まで紹介。広告で人気の“自信あるビジネスウーマン”シリーズの背景にある社会的トレンドや統計データも解説します。

2026/03/24
カップルイラストは構図に迷ったときの救世主….…のはずが、公開したら無風だった話もあります。感情表現・距離感・背景の使い方など、描きながら気づいたことをユーモアを交えて綴ります。

2026/02/27
ことわざや格言を現代風イラストで表現する試みから始まったサイト運営の記録。創作の手間、ストック投稿の現実、そしてイラスト紹介サイトへと変化していく過程を綴ります。

2026/02/22
母がつぶやいた「雨の日は好きよ」という言葉。若い頃には理解できなかったその意味を、年を重ねた今、雨の情景と記憶を重ねながら静かに綴る随筆。

2026/02/14
ストックイラストで「アクセスは多いのに売れない」「ほとんど見られないのに売れる」現象はなぜ起きるのか。PIXTAの高閲覧やYouTube採用事例を交え、閲覧数と購買数の不思議な関係を実体験から考察するエッセイ。

2026/02/12
夫婦での買物体験を通して気づいた、男女のショッピング観の違い。日常の小さな摩擦や観察が、イラストの構図や世界観にどう影響しているのかを綴る、作者自身による軽やかな随想エッセイ。

2026/02/08
プライバシー、監視カメラ、防犯意識──気づけば作品に増えていた「セキュリティ」要素。日常のゆるさと創作の堅さの対比を通して、現代人が求める安心感とセキュリティ文化をユーモラスに描いたエッセイ。

2026/02/07
沖縄やハワイ、日常の出来事を通して浮かび上がった「女性はパンケーキが好き」という経験則。旅と家庭、創作現場を行き来しながら、パンケーキが持つ不思議な魅力とイラスト市場の真理を綴るエッセイ。

2026/01/21
沖縄に着いた瞬間、やる気を落としてくる——それでも創作だけは止まらない。ヤシの木に導かれて“省エネモード”へ切り替わる体験を通し、怠け者と創作の不思議な関係を綴る旅エッセイ。

2026/01/20
ビキニイラストを描き続ける理由とは何か。家内との軽妙なやり取りや、ビキニ誕生の逸話を交えながら、「写真には描けない理想の美」とイラスト表現の自由について綴る、ユーモアあふれる随想エッセイ。

2026/01/20
夫婦喧嘩や職場トラブルから「熊と戦う女子高生」まで。日本のイラスト市場における「争い」表現の奇妙な需要を通して、平和国家ならではの安全志向と刺激欲求、そして世界市場との文化差を考察するエッセイ。

2026/01/19
生成AIを創作の相棒として活用してきた専属クリエイターが、PIXTAによる突然のAI生成物排除に直面した実体験を綴る。ルール変更の問題点と、創作の未来に必要だった「対話」について考察する。

2026/01/18
「思案する人」を描く依頼の難しさと面白さを、イラスト制作の視点から掘り下げるエッセイ。決定的なポーズが存在しない「考える」という感情を、視線や記号表現でどう可視化するかを考察する。

2026/01/16
ストックフォトにあふれる画一的な笑顔に違和感を覚え、感情の奥行きを持つ「本当の笑顔」を描こうとする試み。微妙な表情差や心理の揺らぎを、イラスト制作の視点から綴るエッセイ。

2026/01/13
笑顔が支配するイラスト市場で、あえて「否定的な表情」に挑んだ制作記録。怒り顔や不快表情がなぜ売れにくいのか、市場の成熟度や感情需要の観点から考察するエッセイ。

2025/12/07
コピースペースのあるイラストは本当に売れるのか。白壁背景で失敗した実体験をもとに、「空白」と「余白」の違い、商用イラストで求められるコピースペースの本質を解説するエッセイ。

2025/12/07
キャミソールとタンクトップの違いはどこにあるのか。肩紐の太さをきっかけに、服の起源や文化、イラスト制作現場での“検索のゆるさ”までを描いた、ファッションうんちくエッセイ。

2025/11/30
ピースサインの女の子はなぜ定番なのか。日本独自の写真文化やVサインの由来、イラスト素材としての強みと「売れるが突出しにくい理由」を、制作視点で解説する観察エッセイ。

2025/11/28
涙ぐむ若い女性に、なぜ男性は抗えないのか。心理学や文化的背景を交えつつ、イラスト制作を通して実感した感情訴求力の強さを、ユーモアと自己分析で描く観察エッセイ。

2025/11/06
天文イラストを描いていたはずが、なぜか「バニーガール」に天文タグ。検索という宇宙で起きた小さな事故を通して、意味より引力が勝つ世界を描いた、少し可笑しい観察エッセイ。

2025/02/26
画像生成AIが言葉の一部に反応し、菜の花の指定を拒否した出来事をきっかけに、技術の未熟さと自然の確かさを見つめ直す随想。説明を求めない花の強さと、春の訪れを静かに描くエッセイ。


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