# じもんじとう
じ
自問自答
種類:その他格言
自問自答
田舎での生活を始め、自分専用のトイレで再び自問自答を行う習慣が復活しました。高校時代の思春期以来のこの習慣が、内面的な成長を促しています。
自問自答とは自ら疑問を発して自分でそれに答えること。
さて、世間一般的に初老に差し掛かったこの歳、私は都会の喧騒から離れ、田舎でのんびりと暮らすようになりました。自然に囲まれた静かな環境は、自分自身と向き合う時間を増やしてくれました。そんな中、ふと思い出したのが、トイレこもっての「自問自答」でした。
実は、田舎の家には私専用のトイレがあるのです。これは、都会に住んでいた頃の小さな夢でした。妻とは別のトイレを持てることなんて想像もしていませんでしたが、この静かな空間は、私が一人で考え事をするのにぴったりです。
思春期の頃、私はトイレにこもって自問自答をする癖がありました。狭くて静かなあの空間は、外界からの影響を遮断し、自分自身と対話するための特別な場所だったのです。「このままでいいのか?」「自分は何者なのか?」そんな問いを繰り返しながら、自分自身を見つめ直していました。
田舎での生活が始まり、私専用のトイレを手に入れたことで、この習慣を再び大切にするようになりました。ドアを閉めると、そこは私だけの世界になり、日常の喧騒を忘れて自分と対話する時間が持てます。過去の自分に戻ったような感覚で、心の中の問いかけを静かに考えることができるのです。
大人になると、どうしても仕事や家庭のことで忙しくなり、自分自身と向き合う時間を忘れがちになってしまいます。都会での生活は、周囲の期待や責任でいっぱいだったので、トイレでの自問自答も少なくなっていたのです。
でも、田舎で自分専用のトイレを手に入れたことで、再びあの習慣を取り戻すことができました。静かな田舎の暮らしが、私に内省の時間を与えてくれたのは、本当にありがたいことだと感じています。
田舎の静寂の中で、自分に問いかけることを再び始めると、若い頃の自分を振り返ることができました。あの頃の夢や希望は、今の自分にどんな影響を与えているのか。そして、これからどのように生きていくのか。そんなことを考える時間が、今の私にはとても大切です。
トイレでの自問自答は、自分の心の声を純粋に聞くための大切な時間となっています。あの小さな空間での内面的な対話が、私を次のステージへと導いてくれると信じています。
この年齢になって再び自問自答を始めたことで、これからの人生をどのように歩んでいくかを考えるようになりました。「今の自分はどうありたいのか?」「これから何を目指していくのか?」そんな問いかけが、私の新たな人生の指針となっています。
これからも、自分専用のトイレでの自問自答を続けながら、自分自身と向き合い、より良い人生を築いていきたいと思います。静かな空間での内面的な対話が、私を新しい自分へと導いてくれることでしょう。
自問自答