身から出た錆

# みからでたさび

身から出た錆

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2025/09/24

種類:江戸かるた
身から出た錆

現代社会の諸問題は、自らの選択と行動が引き起こした「身から出た錆」である。環境破壊、情報過多、人間関係の摩擦は、私たち自身が生んだ“自作自演のバグ”として、今まさに修正を迫られている。


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「身から出た錆」としての現代社会 〜自作自演のバグに悩む私たち〜

現代社会は、まるで自分で書いたコードに自分でつまずくプログラムのようです。私たちが直面する多くの問題は、他人のせいではなく、自らの選択と行動が引き起こした“自作自演のバグ”――つまり「身から出た錆」なのです。

???? 環境問題:地球というOSへの過剰アクセス

産業革命以降、人類は地球というOSに対して無制限にアクセスし、リソースを浪費してきました。プラスチックはキャッシュのように溜まり、化石燃料はCPUを焼き尽くすほどの負荷をかけています。その結果、気候変動というシステムクラッシュが起き、私たちは今、再起動できない地球の前で立ち尽くしています。

???? 情報過多:通知地獄とアルゴリズムの罠

スマートフォンは現代人の“第二の脳”となりましたが、その脳は常に通知に追われ、アルゴリズムに操られています。フェイクニュースはウイルスのように拡散し、真実は検索結果の奥深くに埋もれてしまう。情報の洪水に溺れながら、私たちは自ら作ったSNSという迷路で出口を見失っています。

???? 人間関係のトラブル:絵文字で感情を誤送信

「既読スルー」「いいねの数」「DMの返信速度」――現代の人間関係は、まるで感情を絵文字で送信するような不確かな通信です。直接会って話すことが減り、誤解はバグのように蓄積されていく。人との距離を縮めるはずだったテクノロジーが、逆に心のファイアウォールを厚くしてしまったのです。

「身から出た錆」とは、単なることわざではなく、私たちが日々アップデートすべき倫理と選択のログなのかもしれません。現代社会のバグを修正するには、まず自分自身のコードを見直すことから始める必要があるのです。

江戸かるた

身から出た錆

作画:
絵にするにあたり、さすがに体からサビが生えるのは気持ちが悪いので、手入れが怠られ、錆が深部まで浸透した刀で手合わせを行った結果、刀が折れてしまいました。悔しさに満ちた顔で折れた刀を見つめる侍の姿を描きました。

この絵には、強いストーリー性がありますよね。
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「身から出た錆」(江戸かるた)の解説(私見)
いくら何でも刀は錆びすぎかな。
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