# るりもはりもてらせばひかる
る
瑠璃もはりも照らせば光る
種類:江戸かるた
瑠璃もはりも照らせば光る
ちょっと一般で言われているのとは異なる自分なりの解釈で絵を作りました。
「るり」はラピスラズリのことで古くから装飾や潰して粉にして高級顔料として使用されてきました。「はり」はガラスのこと。
このことわざの意味は通常、「るり」も「はり」も光を当てれば光るけど根本的に違うものだよ。真贋を見極めなければいけないよ。という意味で用いられます。
でも私は違う解釈をしています。
むかしはガラスも十分高価な材料であったはずです。そこで「照らす」人間に注目してみました。
すなわち、「多くの人材がいるけど、ちゃんと注目してあげないと光ることもないよ」と上位者に対する戒めとして捉えてみました。
瑠璃もはりも照らせば光る