イラスト:元気よく駆け回っている女子高生:元気すぎてパンチラ
イラスト:元気よく駆け回っている女子高生:元気すぎてパンチラ
ストックイラストの世界には、
常識のようで常識ではない法則がある。
アクセス数と販売数は、必ずしも仲良しではない。
タイトルを工夫し、
キーワードを練り、
検索に引っかかるように祈りながら登録する。
だが、現実はときどき、
こちらの努力を鼻で笑う。
そんな瞬間に出会うと、
私はいつも思う。
この業界、物理法則より不思議だ。
私のPIXTAで最も閲覧されているイラストは、
「元気よく駆け回る女子高生:元気すぎてパンチラ」。
1年で1万回以上の閲覧。
数字だけ見れば、人気作の風格すら漂う。
だが、販売数は――0。
閲覧者1万人のうち、
誰一人として「買う」という選択肢を思い浮かべなかったらしい。
つまり彼らは、
ただ女子高生のパンチラを見に来ただけ
という、身も蓋もない結論が浮かび上がる。
ストックイラストとは、
ときに人間の欲望を可視化する装置でもある。
次は50万回以上再生されているYouTube動画のメイン画像に採用されたイラストの例。
「これは売れるだろう」と思うだろう。
だが、閲覧数は3千ほど。
販売数は2件。
採用された動画の再生数と、
イラストの売れ行きは、
まったく別の宇宙に存在している。
一方で、
50件にも満たないアクセス数なのに、
半年で10件売れたイラストがある。
「幻想的な青の流れるテクスチャ背景」。
何の変哲もない。
女子高生もパンチラも出てこない。
だが、売れる。
この世界では、
地味が勝つこともあるし、派手が散ることもある。
もはや占いの域だ。
イラストを登録するとき、
私は毎回、悩みに悩んでタイトルを付ける。
検索されるか。
刺さるか。
買われるか。
だが、結果は往々にして、
こちらの意図とは真逆の方向へ転がっていく。
アクセスは伸びるのに売れない。
売れるのに誰も見ない。
このギャップが、
ストックイラスト界の最大のミステリーだ。
アクセスと購買の関係。
タイトルの効果。
キーワードの罠。
閲覧者の心理。
これらを真面目に分析すれば、
論文の一本くらい書けるのではないかと思う。
ストックイラストは、
単なる副業でも、
単なる素材提供でもない。
人間の欲望と行動の縮図
なのかもしれない。
そう考えると、
アクセス1万・販売0のパンチラ女子高生も、
50アクセス・10件販売の青いテクスチャも、
すべてが貴重なデータに見えてくる。
ストック界の深淵は、
今日も静かにこちらを覗いている。
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