# 誰が決めたか分からない花言葉。時としてうっとうしい。
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花言葉、決めるは人の自由
種類:創作格言
花言葉、決めるは人の自由
桜の花をプレゼントしたら「別れたいの?」と怒られた。花言葉が「別れ」だって?バカいってんじゃないよ。季節の花だからプレゼントしたんだよ。花言葉なんか誰が決めたんだ!
桜の花をプレゼントして喜ばれるどころか嫌われました。桜の花言葉が「別れ」?それは商売的にあり得ないでしょう。
ということで、花言葉の起源をちょっと調べてみました。
いくつかの書籍を繙き、ネットを徘徊して花言葉の起源を調べましたが確固たる源流には行き着きません。
花言葉は、特定の団体や個人が決めるものではなく、一般的な文化や伝統、または花に対する人々の感情や印象に基づいて形成されているようです。歴史的には、植物に対する人々の信仰や文化的な背景に基づく花言葉があったり、花言葉が文学や詩などの文化的な表現に使われたりしているようです。
現代の花言葉は、植物学者や園芸家、または花に関心を持つ人々(彼らが勝手に)が、自分たちの花に対する意見や感情をもとにして考案することが多いです。また、花言葉は国や地域によって異なる場合があり、同じ花でも異なる花言葉が存在しています。
ようするにどんな定義をしたって自由ということですよね。
原則的に日本で出版される書籍が全て収蔵される国立国会図書館。その蔵書目録から「花言葉」なる単語が表題に出てくる資料を検索してみました。その結果、なんと738件もヒット。日本人って花言葉が好きなんですね。というより、他人の定めた意見に左右されすぎでしょ。せっかく国立国会図書館の資料を調べましたから一覧をPDF(click)にしました。興味がありましたらご覧ください。
花言葉、決めるは人の自由