# ゐ(い)ものにえたもごぞんじない
ゐ
芋の煮えたもご存知ない
種類:江戸かるた
芋の煮えたもご存知ない
これは姑が嫁をいじめる言葉だろうなぁ。。。
このごろジャガイモすら知らない若者がいるから、このことわざ以前の問題ですよね。
このことわざの直訳は「芋が煮えたかどうかは箸を刺せば簡単に分かる」ということらしいのですが、ごめんなさい、料理に詳しくないため理解できませんでした。しかし、このことわざからは「知識や経験の不足は批判されるべきだ」という意味が伝わってきます。
おそらくこのことわざは、かつては新嫁を姑がいびるために使われたのかもしれません。これは、「存じる」に尊敬の接頭語「御」を付けることからも推測されます。
社会において「芋の煮えたもご存知ない」という表現は、ある事柄について全く知らない、または無関心であることを表します。言い換えれば、その事柄について知らないために判断できず、話についていけない、興味がないという意味を持ちます。この表現は、時には失礼な行為を指し示しています。したがって、社会的な場で大切なことは、相手の話に注意深く耳を傾け、興味や理解を示すことだとされています。
さて、絵についてです。ジャガイモを煮ているシーンを描いていますが、本来的には里芋を使うのが一般的なのかもしれません。ただし、里芋では理解しづらい人が多いかもしれません。というのも、フライドポテトの原料がジャガイモであること、さらにジャガイモ自体を知らない若者もいるためです。現状は、「芋の煮えたもご存知ない」よりも深刻な状況と言えるでしょう。
芋の煮えたもご存知ない