芋の煮えたもご存知ない

# ゐ(い)ものにえたもごぞんじない

芋の煮えたもご存知ない

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2023/03/23

種類:江戸かるた
芋の煮えたもご存知ない

これは姑が嫁をいじめる言葉だろうなぁ。。。
このごろジャガイモすら知らない若者がいるから、このことわざ以前の問題ですよね。


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フライドポテトの原材料は?

このことわざの直訳は「芋が煮えたかどうかは箸を刺せば簡単に分かる」ということらしいのですが、ごめんなさい、料理に詳しくないため理解できませんでした。しかし、このことわざからは「知識や経験の不足は批判されるべきだ」という意味が伝わってきます。

おそらくこのことわざは、かつては新嫁を姑がいびるために使われたのかもしれません。これは、「存じる」に尊敬の接頭語「御」を付けることからも推測されます。

社会において「芋の煮えたもご存知ない」という表現は、ある事柄について全く知らない、または無関心であることを表します。言い換えれば、その事柄について知らないために判断できず、話についていけない、興味がないという意味を持ちます。この表現は、時には失礼な行為を指し示しています。したがって、社会的な場で大切なことは、相手の話に注意深く耳を傾け、興味や理解を示すことだとされています。

さて、絵についてです。ジャガイモを煮ているシーンを描いていますが、本来的には里芋を使うのが一般的なのかもしれません。ただし、里芋では理解しづらい人が多いかもしれません。というのも、フライドポテトの原料がジャガイモであること、さらにジャガイモ自体を知らない若者もいるためです。現状は、「芋の煮えたもご存知ない」よりも深刻な状況と言えるでしょう。

江戸かるた

芋の煮えたもご存知ない

意図:
近頃の若者、フライドポテトの原材料がジャガイモであること、さらにはジャガイモをそのものを見たことがない。このことわざ以前の問題です。
作画:
本当は里芋を煮るのが正解だと思いますが、時代を考慮してジャガイモで。ジャガイモに箸を刺して煮えている状況を確認しています。
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「芋の煮えたもご存知ない」(江戸かるた)の解説(私見)
ひらがな読みを「ゐも」としていますが、滑川氏の本にも記載があるように「いも」が歴史的にも本来は正解のようです。
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