# ゐ(い)わしのかしらもしんじんから
ゐ
鰯の頭も信心から
種類:京都かるた
鰯の頭も信心から
何ごとも信じることが大事ということなんでしょうけど、実際に鰯を信仰の対象に据えるとかなり不気味な様相になります。
「鰯の頭も信心から」ということわざは、どんな些細なことでも真剣に取り組む姿勢や、信念に基づいた行動が重要であることを表現しています。小さなことであっても真摯に向き合い、真心を持って取り組むことが大切なのです。
さて、節分の風習のひとつに、「柊鰯(ひいらぎいわし)」というものがあります。これは、鋭い棘を持つ柊の小枝と焼いた「鰯の頭」を玄関や門の外に飾るという風習です。この風習は今も東北地方などの各地で残っています。
しかし、もしも鰯が宗教的な崇拝の対象となり、教会で祀られるようになったら、それは不気味な光景となるでしょう。鰯がマリア像のように祀られ、厳かなミサが執り行われる様子は、カルト的なイメージを連想させるかもしれません。
私はそのような光景を偶然目撃しました。
鰯の頭も信心から