# しりくらへかんのん
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尻食らえ観音
種類:大阪かるた
尻食らえ観音
困ったときは観音に祈ってお願いするけど、困ってないと恩も忘れて悪口さえ言いかねないことですね。
人間関係でも良くある話ですね。
観音様に「尻食らえ」ってお尻ペンペンしている様子は、あまりにも無礼で侮辱的な行為です。このような絵を描くことは、私には到底できません。観音様は仏教の守護者であり、慈悲深さと寛容さの象徴です。観音様に対して不遜な行為をすることは、私たちの精神的な成長と倫理的な責任を欠いた行動です。私たちは互いに尊重し、他者の信仰や感情に配慮するべきですね。
困ったときには観音様にお祈りして神頼みする一方で、普段は悪口さえ言いかねない人々が存在することは確かですね。
友人に頼まれてお金を貸し、返済を約束したにもかかわらず、後でその約束を守らないケースもあります。人々は困難な状況に直面した際、他の人々が手助けや支援をしてくれることを経験することがあります。しかしその後、その人が成功し、自分の状況が改善されると、支援を忘れたり無関心になったりすることがあります。彼らは恩を仇で返し、支援してくれた人々に対して感謝の念を示さないのです。このような例は数多く存在します。これらの行動は、今回のお題の同義語である「恩を仇で返す」に当てはまりますね。
恩を仇で返すことは、自分に都合がよくなると忘れてしまう自己中心的な行動です。人々が利益や快適さを追求する際に、他者の助けや配慮を軽視することがあります。しかし、このような行為は信頼や人間関係を損なうだけでなく、社会全体の結束を弱めてしまいますね。私たちは互いに思いやりを持ち、恩を忘れずに感謝の気持ちを示すことが重要です。
観音様に対して敬意を欠いた題材を取り上げることは不適切であり、それによって罰を受けることは避けたいと考えました。そのため、私は観音様へのお参りをさせていただくことにしました。
私が住んでいる岡山県備前市には、真光寺というお寺があります。このお寺は国の重要文化財である三重塔を誇っています。さらに、お寺の裏山には多くの観音石像が祀られている「真光寺西国三十三所霊場」として知られる巡礼路が存在します。奥さんと一緒にその場所を訪れ、心を込めてお参りしました。
全ての観音石像を巡ることはできませんでしたが、この記事ではいくつかを写真で紹介したいと思います(写真はスマホでの撮影のため、クオリティは完璧ではありませんがご了承ください)。それぞれの場所から感じられる厳かな雰囲気や、観音様への信仰の深さをお伝えできればと思います。
尻食らえ観音
奥さんと一緒に、「伊部つながりの森」の広場で奥さん手作りの美味しいお弁当を楽しんだ後、山を登り、頂上の狐塚城跡を経由して山の反対側に位置する真光寺まで、三十三所霊場を巡礼しました。真光寺に到着した後は、車を駐車していた伊部つながりの森まで、アスファルトの3kmを歩いて引き返しました(正直言って、この部分は少し面倒でした)。約3時間にわたり素晴らしい散策を楽しむことができました。
起点は大きなヒノキの木に囲まれた「伊部つながりの森」の広場です。そこで奥さんが手作りしたお弁当をいただき、私たちは出発しました。
山頂にある狐塚城跡。
はしごが朽ちかけた見晴台に登る。
終点は真光寺の三重塔です。この三重塔は室町時代に建てられた国の重要文化財であり、牛窓から移築されました。
十五番十一面観音
十七番十一面観音
十八番如意輪観音
十九番千手観音
二十番千手観音
二十一番聖観音
二十二番千手観音
二十三番千手観音
二十四番十一面観音
二十五番千手観音
二十五番近くにあった「雨乞い所跡」
二十六番聖観音
二十七番如意輪観音
二十八番聖観音
二十八番近く番外揚抑観音
二十九番馬頭観音
三十一番十一面観音
三十番見失った
三十二番千手観音
三十三番十一面観音
番外延命観音
番外聖観音
真光寺に続く趣ある参道
参道脇の苔むしたお墓たち