# 謙虚さが大事ね
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下がるほど人の見上ぐる藤の花
種類:その他格言
下がるほど人の見上ぐる藤の花
藤色の美しい紫色の花は高い場所から垂れ下がり、その姿は幾重もの羽衣のようです。その姿を人に置き換えると高い位置からでも謙虚に生きることの重要性を教えてくれますね。
私の住む近くには和気藤公園という有名な公園があり、毎年艶やかな藤の花を愛でに行きます。そのたびに心に響くのが「下がるほど人の見上ぐる藤の花」という俳句ですが、なかなか自分には実践できていません。
藤色と呼ばれる淡い紫色は、優美で気品のある色です。高い場所に咲いても、花房は重さに耐えきれず、幾重にも重なり合って下へ垂れ下がります。その姿はまるで天女の羽衣のようです。どんなに高い場所に咲いても、花房が下がるほど人々は見上げて美しいと称賛します。これは、権力や地位に関係なく、謙虚な姿勢でいることの重要性を示唆していると思います。
人は年を重ねるにつれて、経験や知識が増え、自信が生まれてきます。同時に傲慢な態度や高慢さが芽生え、謙虚さを失ってしまうこともあります。例えば、ある企業のCEOが労働環境の改善を怠り、社員からの苦情が相次いだ結果、社会的な批判を浴びた事例が記憶に新しいです。このCEOは高い地位にあるにもかかわらず、従業員の声を軽視し、その結果、会社全体の評判が大きく損なわれてしまいました。
しかし、藤の花のように、どんな立場になっても謙虚さを忘れずに人々に接することで、真の尊敬を得ることができるのです。実際、他の企業のリーダーが社員と積極的にコミュニケーションを取り、意見を尊重し、働きやすい環境を作り上げた結果、社員からの支持を得て、企業の成功を収めた例もあります。
藤の花は、自然界における謙虚さの象徴と言えるでしょう。その美しい姿は、私たちに常に謙虚な心を持ち続けることの大切さを教えてくれます。毎年その美しい姿を見ても、反省をしているだけで、実際に行動に移すことができていないのが現状です。しかし、これを機に、私自身も藤の花のように謙虚な心を持ち続けることを心がけたいと思います。
下がるほど人の見上ぐる藤の花