地獄の沙汰も金次第

# ぢごくのさたもかねしだい

地獄の沙汰も金次第

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2023/03/21

種類:大阪かるた, 京都かるた
地獄の沙汰も金次第

金次第ということなので、地獄でも貨幣経済が回っているということですね。
では、紙幣も流通しているのでしょう。


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地獄も金まみれ?

最近は「悪いことをすると地獄に落ちるよ」という言葉をあまり耳にしなくなりました。それどころか、人前で子供を叱る親を見かけることもほとんどありません。世も末ですね。

さて、この「地獄の沙汰も金次第」という言葉を文字通りに受け取ると、悪い行いをしても地獄で金を支払えば地獄行きを免れるという意味ですね。地獄でそんな状況だとすれば、現世が金にまみれているのも当然のような気がしますね。

地獄の貨幣経済

「地獄の沙汰も金次第」という言葉があるなら、それは閻魔大王が使用する通貨が存在するということですね。
また、その通貨を使った貨幣経済が地獄で成立しているはずです。

地獄では貨幣が何に使われるのか、興味が湧きますね。
貨幣は商品やサービスの交換手段として機能するので、地獄の鬼たちが必要とする商品やサービスが存在するはずです。
一体何があるのでしょうか。

こんな風に想像が膨らんで、頭が整理できなくなってしまいました。

大阪かるた, 京都かるた

地獄の沙汰も金次第

意図:
とかくこの世は金次第。えっ、地獄もかい?
作画:
亡者は地獄の門をくぐる際に、何らかの対価を支払い地獄通貨と交換するのでしょう。私はその通貨の紙幣のデザインを考えてみました。

下の絵のように、地獄の鬼が地獄の門をくぐるための木戸銭を亡者から要求しているシーンを描いてみましたが、なかなかイメージに合わず悩んでしまいました。そこで気づいたのは、「お金」という概念が欠けていたことでした。その過程を経て、私は地獄紙幣のデザインに辿り着きました。
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「地獄の沙汰も金次第」(大阪かるた, 京都かるた)の解説(私見)
地獄の通貨は何と兌換するのだろう。それを貯めておかなければ。
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