# りちぎもののこだくさん
り
律儀者の子沢山
種類:江戸かるた
律儀者の子沢山
非常に単純明快な絵にしてしまいましたが、幸せそうな絵だから良いでしょう。
見てるだけで幸せな気分になります。
少子化対策が喫緊の課題である我が国。しかし、昔は真面目に家庭円満な家庭を築く誠実な人は多くの子宝に恵まれ、世間より羨まれていたようです。
一方、現代では「正直者が馬鹿を見る」という言葉が頻繁に使われるようになりました。正直に生きることは社会的に高く評価されますが、その代償として物質的な損失を被ることもあるのです。
ある企業で正直に働いていた社員が、上司の不正や違法行為を報告したとします。その社員は自身が優秀でありながらも、上司や同僚から不当に扱われたり、仕事が回ってこなくなったりするかもしれません。同様に、正直に競争入札に参加した業者が、買収や汚職を行った業者に競り負けたり、不当な扱いを受けたりすることもあります。
もちろん、これらは法に反する行為であり、絶対に行ってはなりません。しかし、日常生活では小さなことでもたくさん経験しますよね。例えば、レジ待ちの列で割り込まれるとか(ちょっと身勝手な行動ですね)。
きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、不正のない世の中を実現したいものですね。
律儀者の子沢山