その他格言

# 日々感じたことを創作格言とイラストで紹介します。

その他格言

五里霧中
ごりむちゅう
2024/04/15
現代社会は、膨大な情報が飛び交う「五里霧中」のような時代です。羅針盤(価値観・信念)と懐中電灯(情報収集能力)を携え、迷いながらも真実を見つけ、自分自身を見失わずに進む必要がありますね。

天網恢々疎にして漏らさず
てんもうかいかいそにしてもらさず
2024/04/08
情報社会において、我々は気がつかないうちにデジタルの網に捉えられてしまっています。SNSやオンライン活動など、我々の行動はネット上に残り、将来に影響を与える可能性があります。このような状況に注意を払いつつ、自らの情報管理に努める必要があるのでしょう。

下がるほど人の見上ぐる藤の花
さがるほどひとのみあぐるふじのはな
2024/04/06
藤色の美しい紫色の花は高い場所から垂れ下がり、その姿は幾重もの羽衣のようです。その姿を人に置き換えると高い位置からでも謙虚に生きることの重要性を教えてくれますね。

虎に翼
とらにつばさ
2024/04/06
従来「強い上にもさらに強さが加わる」という意味でしたが、もしかしたら、NHK朝ドラの影響で「強い女性」や「女性の社会進出」を象徴する言葉として新たな解釈が生まれ可能性があります。
女性の活躍がますます増えていく未来において、この言葉が女性の力強さを象徴するものとして広く使われる可能性は十分にあるでしょう。

邯鄲の夢
かんたんのゆめ
2024/04/04
私も含め現代人は、スマホを手放せない生活を送っています。まるで邯鄲の夢のように、情報やエンターテイメントに夢中になり、現実世界とのバランスを失っているかも。
スマホは便利なツールですが、依存は集中力や思考力、人間関係などに悪影響を及ぼし、健康リスクも高まる可能性があります。
スマホとの適切な距離感を保ち、現実世界とのバランスを意識することが重要ではないでしょうか。

勇往慢心/唯我独尊
ゆうおうまんしん/ゆいがどくそん
2024/04/03
成功の勇気と自己確信は賞賛されますが、自己中心性や他者無視と批判されることも。成功には謙虚さも必要ですね。

年功序列/お山の大将
ねんこうじょれつ おやまのたいしょう
2024/04/02
日本では、いまだに組織内での長期の勤続や地位に基づいた権威が重視され、能力や実績よりも年齢や地位による上下関係が強調されがち。これが持続すると、能力や成果を重視せずに地位や歳月に基づいた昇進が起こり、組織の活力や創造性が損なわれる可能性がありますね。

昔は昔、今は今
むかしはむかしいまはいま
2024/03/11
近年、小学校から金次郎像の撤去が進んでいます。歩きスマホをしないように学校で指導している一方で、農作業をしながら本を読んでいる金次郎像が存在することは、まことに都合が悪いのかも。

枯れ木も山の賑わい
かれきもやまのにぎわい
2024/02/29
「枯れ木」という言葉の響きに敏感な年頃になりました。年老いても枯れ枝のように静かに過ごしたくない。燃え尽きるまで挑戦し続け、自分らしく輝く人生を送りたい。そのためには健康を維持し、人生を楽しむことが大切なんでしょうね。

覆水盆に返らず
ふくすいぼんにかえらず
2024/02/08
失ったものはこぼして戻らぬ水のようなもの。後悔なき人生を。

風が吹けば桶屋が儲かる
かぜがふけばおけやがもうかる
2023/12/18
このことわざは、「風が吹く→埃が舞い上がる→目が痛くなる→三味線の需要が増える→猫が狩られる→ネズミが増える→ネズミが桶をかじる→桶の需要が増えて桶屋が儲かる」という、謎めいた連鎖的な関係を描いたような内容です。

豚に真珠
ふたにしんじゅ
2023/10/19
高価なものを所有している人への嫉妬や、他人に贈り物をしたときに期待する感謝が得られないと感じる際に用いられます。

時すでに遅し
ときすでにおそし
2023/10/04
企業が「時すでに遅し」の状況を避けるためには、リーダーシップの向上と変革の意欲が重要です。

猫は液体である
ねこはえきたいである
2023/08/27
2017年のイグノーベル賞物理学賞では猫の流動性についての研究が受賞の栄冠に輝きました。
でも本当に液体猫がいたらどのような報道になるでしょうか。

濡れぬ先の傘
ぬれぬさきのかさ
2023/08/15
「傘をさすこと」は国によって大きく異なる習慣です。日本では、わずかな雨でも傘をさす人が多く、一人あたりの傘の所持数は世界一の3.3本との調査結果があります。

十人十色
しゅうにんといろ
2023/08/09
スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1968年の曲「Everyday People」の歌詞のフレーズ「Different strokes for different folks.」が、日本では「十人十色」と訳され、多様性尊重の基盤となりました。この言葉は、異なる価値や視点を尊重し、共存する重要性を象徴しています。

馬子にも衣装
まごにもいしょう
2023/08/01
いじめられっ子の「真子」、ハロウィンの日にゴシックロリータの衣装を身に着け、自信を持って参加する決意をしました。彼女の美しい姿に周囲の人々は驚き、内面の素晴らしさにも気づきました。その後、真子は認められ、新しい友人たちと心温まるひとときを過ごすようになりました。この物語は、外見だけでなく内面の素晴らしさが人を輝かせるという教訓を伝える、馬子にも衣装の寓話です。

世界に一つだけの花
せかいにひとつだけのはな
2023/07/24
SMAPの名曲「世界に一つだけの花」。今では当たり前のように感じられるかもしれませんが、その当時、彼らが「多様性と個性を称賛し、誰もが自分らしく輝く尊さを伝える。唯一無二の存在として誇りを持とう」と力強く訴えたことは、本当に素晴らしいことです。

画竜点睛を欠く
かりょうてんせいをかく
2023/07/08
「物事は最後まできちんとやりましょうね」という戒めの言葉ですね。
というよりは、2024年の干支の「辰(龍)」にちなんだお題です。
営業的なお題ですね。

亡者にも鎧
もうじゃにもよろい
2023/07/04
「死者も身なりを調えれば立派に見えること」との意味のようですが、異議あり!

蜘蛛の巣に朝露かかれば晴れ
くものすにあさつゆかかればはれ
2023/07/03
「蜘蛛の巣に朝露かかれば晴れ」は昔から伝承されている「観天望気」の一つですが、その真贋はどうでしょうか。考察してみました。

お客様は神様です
おきゃくさまはかみさまです
2023/06/27
『お客様は神様です』という言葉は、演歌歌手の三波春夫さんが発したものとされています。日本ではお客様に対して過剰なもてなしをする傾向があり、この言葉が自然に受け入れられてしまいがちです。
一方、スーパーマーケットにイエス・キリストが降臨しても、クリスチャンが少ないため、誰も驚かないかもしれません。

杞憂
きゆう
2023/06/17
「杞人の憂い」ですね。
むかしある杞の国の男性は空が水で満たされていて、その底が抜けたらどうしようと心配し、毎日空を見上げていました。現代なら宇宙船の襲来に心配してしまう人かもしれません。
さて昨今、地球温暖化の影響か、まるで天の底が抜けたかのような大雨を頻繁に経験するのですよね。

魑魅魍魎
ちみもうりょう
2023/06/09
辞書によれば、魑魅は山や林の精気から生まれ人を迷わせる妖怪。魍魎は山や水、木、石などの精気から生まれ人をだます怪物とのこと。うーん、どこにでも現れる可能性がありますね。

地震雷火事親父
ちしんかみなりかじおやじ
2023/06/08
昔の若者が恐れていた対象の「地震雷火事親父」。現代ではあまりピンときませんね。なぜでしょうか。

井の中の蛙大海を知らず
いのなかのかわずたいかいをしらず
2023/06/07
近頃は上部が解放された井戸、そして蛙の姿もお目にかかれなくなっています。
今の子供達に蛙が落ちてしまうような井戸の説明をしても分かるのでしょうか。

時は金なり
ときはかねなり
2023/06/06
数ある同義のことわざを抑えて堂々の一位を獲得していることわざですね。
なぜ、首位を獲得できているのでしょうか。考えてみました。

一期一会
いちごいちえ
2023/05/24
このサイトのドメインは151a.xyzで、一期一会の語呂合わせに由来しています。この言葉には私にとって特別な思い入れがあります。人との出会いは一生に一度のものであり、大切にすべきだという意味が込められています。しかし、これを絵にするのは非常に難しいのです。ドメイン名なので、最初に紹介すべきですが逃げていました。

自画自賛
しがじさん
2023/05/23
自画自賛できないようなことをやりたくはありませんね。
まぁ客観的にダメな企画はダメなんですけど。
「坊主が屏風に上手な坊主の絵を描いた」という雰囲気にしました。

虎穴に入らずんば虎子を得ず
こけつにいらずんばこじをえず
2023/05/19
なかなか勇ましい言葉ですね。
困難や危険を避けずに立ち向かうことの重要性が込められています。日本の文化や武士道の影響も受けており、自己超越や努力の重要性を示唆しています。


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Maxim:  a short, pithy statement expressing a general truth or rule of conduct.
マキシム: 道理や行動規範を示す短くて簡潔な表現。ことわざ、格言、座右の銘。


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