# しらぬがほとけ
し
知らぬが仏
種類:江戸かるた
知らぬが仏
あなただけが知らないだけですよ。
みんなの気持ちを。
「知らぬが仏」、自分の悪口を言われてもそのことを知らなければ平然としていられます。すなわち何も知らない方が良いこともあるということわざで、時には無知が幸福であることを表現する言葉です。
何も知らなければ、気に病むこともなく、悩むこともないということを示しています。また、過去や現在の悪いことを知らない方が、心が穏やかでいられるということも含まれています。つまり、自分が知ってしまったことで、心が煩わしくなるようなことがある場合には、知らなかった方が自分自身のためになることがあるということです。
ただし、このことわざが示すように、何も知らないことが良いことばかりではないこともあります。適切な知識や情報を持つことで、問題を回避したり、適切な判断を下したりすることができる場合もあります。
この絵に書かれている人たちは一様に誰かのことを悪しく思いそれとなく見ています。対象は誰でしょうか?
最前列のネクタイを崩した男性?
違います。彼もその人を見ています。
あなたです。
みんな、あなたを見ているのですよ。
知らぬが仏