# ♡ハートマークを見ると、多くの人が愛や思いやり、優しさや平和といったポジティブな感情を抱く
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♡ハートマークの不思議
種類:創作格言
♡ハートマークの不思議
♡ハートマークを見ると、多くの人は愛や思いやり、優しさや平和といったポジティブな感情を抱くことがあります。♡ハートマークは、これらの感情を表現する象徴として世界的に受け入れられているため、人々はその象徴を見ることで、心に温かい感情を呼び起こされることがあります。また、♡ハートマークには恋愛やロマンスのイメージも含まれているため、人々が恋愛や愛に関する感情を抱くこともあります。
私の住む岡山県備前市には「備前♡日生大橋」というファンシーな名前の橋があります。
備前市と瀬戸内海に浮かぶ鹿居島を結ぶ全長765mの比較的大きな橋です。
平成27年4月の開通時、環境制限文字の♡って使えるのかとの疑問を抱きつつも(橋の名前の登録義務はないので、管理者がどのような名前をつけても良いようです)、♡ハートマークが使用されていたため、皆から切望されて作られたとの感を抱きました。
このように、♡ハートマークには特別な意味合いがあるようです。
子供が描いている絵を見ると、頻繁に♡ハートマークと遭遇します。
子供が書く理由は、愛や思いやり、優しさや平和といったポジティブな感情や価値観を人生経験の少ない中からも感じ取り表現するからではないでしょうか。子供は、感情表現がまだ不得意であったり、言葉で表現することが難しい場合があるため、シンプルな図形で感情を表現することが必要です。♡ハートマークは、そのような場合に子供たちが愛や思いやりを表現するための手段として使われるのでしょう。また、♡ハートマークは可愛らしく見えるため、子供たちは自分自身や大切な人への愛を表現するために、♡ハートマークを描くことを好むのではないでしょうか。
このように、子供の頃から定着している♡ハートマークへの思いは、大人になっても変わらずあるようです。
近代以前の日本には、現代のような♡ハートマークの記号は存在しませんでした。しかし、日本には「心」という言葉や概念があり、愛や思いやり、優しさや平和を表現するために使われていました。また、日本の美術や工芸品には、♡ハートマークのような形状をした模様やデザインが見られます。たとえば、古代の土偶(どぐう)や陶器には、♡ハートマークに似た形状の模様が描かれていたり、和柄の模様や絵画にも登場します。そして私の家の家紋である「剣なしかたばみ(下記)」にも♡とおぼしき意匠は使われています(カタバミの葉っぱがまさにこの形なんですけどね)。
しかし、これらのデザインが現代の♡ハートマークと同じ象徴性を持っていたかどうかは、定かではありません。
♡ハートマークの起源は、はっきりとは分かっていませんが、複数の説があります。
一つの説では、シルフィウムという植物の種子がハートの形をしておりそれが起源との説が有力です。しかし、シルフィウムは媚薬・避妊薬としてあまりにも人気が高まり、乱獲の末に絶滅してしまっているため、種子が♡ハートマークであるかを直接確かめることはできませんが、古代ギリシャで銀貨の模様にも使用されており♡型の種子であったことは確かなようです。通貨のシンボルモチーフに使用されていたことからもシルフィウム種子起源説は有力と考えられます。
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