# をいてはこにしたがえ
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老いては子に従え
種類:江戸かるた
老いては子に従え
頑固頭の老人を諫めることわざですが、孫の後にくっついていくようなかわいい絵にしました。
「この頑固じじいが!」という言葉の後に出る定型句ですね。それは年をとった人に対して、後進に道を譲るようにという諫めの言葉でしょう。
しかし、現代では人生百年とも言われ、年配者の定義が曖昧になってきています。いつからが「年寄り」とされるのかがわからなくなっています。
現代社会では、高齢者が充実した生活を送れるように、様々な支援が整備されています。
さらに、高齢者の社会参加や活躍を促進するため、働き方改革や介護雇用の拡大、高齢者向けのスポーツや文化活動などが進められています。そのため、「老いては子に従え」という言葉は完全に忘れ去られたわけではありませんが、現代社会では高齢者も自分らしく生きることが求められる時代になっており、将来的にはこのことわざが忘れられる可能性もありますね。
どうも親(特に父親)と息子は対立しがちです(経験則です)。
しかし、相手が孫の場合はまったく異なります。
まぁ、自分の血を引く特別な存在なのでしょうか、それなら息子だって同じですよね。
すでに自我が確立した息子と違って、無垢な孫は自分の人生経験を伝えたい相手なのかもしれませんね。
いずれにせよ、孫の後をよくひっついて歩いています。
老いては子に従え