# 大理石は古の生物の変成物。連綿たる生命の歴史に感謝。
だ
大理石に生命の息吹
種類:創作格言
大理石に生命の息吹
大理石は太古の海中生物の死骸が洪積した石灰岩が高温・高圧に曝されることでできます。大理石の壁面などを観察すると貝殻などの痕跡が残っていることもあります。
先日、東京の老舗デパートの壁面の大理石を観察していると、貝の化石らしきものを発見。
大理石は石灰岩など太古の生物の死骸が熱圧力変成してできたので、このような化石のあることは以前より耳知識としてはありました。
あらためて目にすると、驚きとともに自然の素晴らしさを感じざるを得ませんでした。その壁面には、何百万年も前にこの地球で生きていた生命の痕跡が刻まれていたのです。この発見は、自分が今いるこの時代以前から地球が存在していたこと、そしてそこには多様な生命が存在していたことを実感させてくれました。また、自然が創り出す美しさは人工物では再現できないということも感じました。この発見は、自分が小さな存在であることと同時に、大自然の驚異的な歴史と美しさについて考えさせられる機会を与えてくれました。
大理石は、地球上で長期間にわたって熱と圧力の影響を受けた炭酸塩岩から形成されます。炭酸塩岩は、主に石灰岩、ドロマイトなどから成ります。
最初の段階では、炭酸塩岩は、地層の下部にある高温高圧の環境で形成されます。ここでは、炭酸塩岩はマグマやマントル内の熱水に接触し、熱や圧力によって変質し、大理石に変化します。
次に、大理石は地殻の浅い深度に達すると、圧力と温度が下がります。この時点で、大理石の結晶化が始まります。大理石は、主にカルシウムカーボネートという化学物質から成ります。石灰岩と比べると、大理石の結晶構造はより密集しており、より硬く、より耐久性があります。
大理石は、その結晶化の度合いによって、多様な色や模様を持つことがあります。これは、異なる化学成分や微小な不純物の存在によるものです。大理石は、高純度で均一な結晶化がある場合、美しい模様を持つことがあり、建築や彫刻の材料として利用されています。
こうして、私と逢うことができたのですね。
大理石図柄はホームページ、印刷物その他制作物のテキスチャーとして非常に重宝します。
したがって、多くの場面で使うため様々なパターンを開発しています。
PIXTAにも数多く登録しております。
その中のいくつかをこのページで紹介しています。
大理石に生命の息吹